2026年版 カナダ記念コインの楽しみ方|CNタワーと光るコインそしてFIFAの3つ

Published by

on

カナダのお土産というと、メープル系のお菓子や雑貨を思い浮かべる方も多いと思います。もちろんそれも定番ですが、もう少しその年らしさや、カナダで過ごした時間そのものを形に残したいなら、記念コインはかなり相性がいい選択肢です。

ちょうど今、カナダ造幣局から気になる新作が出ています。ひとつはCNタワー50周年を記念したコイン。もうひとつは、カナダ人宇宙飛行士が参加するアルテミスIIの月ミッションをテーマにしたコインです。どちらも、トロントらしさや今のカナダらしさがしっかり入っていて、旅行者だけでなく、在住者にも記念として残しやすい一枚だと感じます。この記事では、そのコインの見どころに加えて、なぜ郵便局で売られているのか、なぜ人物面がエリザベス女王ではなくチャールズ国王なのかまで、ざっくりわかりやすく整理します。

今出ている注目コインは、この3つ

CNタワー50周年は、トロントらしさがそのまま形になった一枚

まず気になるのが、CNタワー50周年の記念コインです。Royal Canadian Mintによると、CNタワーは1976年6月26日に一般公開され、2026年でちょうど50周年。今回の2ドル記念流通貨は、暗い場所で光る仕様になっていて、カナダの流通コインとしては2例目の蓄光タイプと案内されています。しかも、コレクター向けの商品だけでなく、お釣りの中に入ってくる可能性があるのも面白いところです。トロントで生活していると、こういう都市の節目がコインになるのはやっぱりうれしいです。

コレクター向けの商品展開も幅があります。気軽に手に取りやすい記念カードは14.95カナダドル、純銀版は299.95カナダドル、純金版は4,759.95カナダドルで案内されていました。つまり、旅の記念として軽く持ち帰りたい人から、しっかり残したい人まで選びやすい構成です。CNタワーはトロント観光の定番ですが、写真だけでなく、こういう形で持ち帰ると後から見返したときの記憶の残り方が少し違います。

月ミッションのコインは、今のカナダを感じやすい

もうひとつは、アルテミスIIを記念したムーンミッションの銀貨です。Royal Canadian Mintは2026年4月2日にこのコインの発売を発表していて、99.99パーセント純銀、額面は20ドル、販売価格は279.95カナダドル。コインの背景には月が刻まれ、ブラックライトを当てると宇宙飛行士のバイザーに地球が浮かび上がる仕掛けまで入っています。記念コインというと少しクラシックな印象を持つ方もいるかもしれませんが、これはかなり現代的で、宇宙好きにも刺さりやすい一枚です。

かっこいいでしょ?

このコインが記念しているのは、NASA主導のアルテミスIIにおけるカナダの役割です。公式案内では、カナダ宇宙庁のジェレミー・ハンセン氏が、カナダ人として初めて月を周回する飛行士になる予定だと説明されています。トロントのローカル話題として見ても、カナダ全体の話題として見ても、今の時期に持つ意味がはっきりしているコインです。

記念コインが、お土産として意外とちょうどいい理由

FIFAのコインもかっこいい!
カナダ旅行の記念を探していると、食べ物は消えてしまうし、雑貨は増えすぎるしで、意外とちょうどいい物が見つからないことがあります。その点、記念コインは小さくて持ち帰りやすく、しかもその年の話題や場所の記憶がはっきり残ります。CNタワー50周年ならトロントらしさが強いですし、月ミッションなら2026年のカナダの空気をそのまま閉じ込めた感じがあります。

留学やワーホリで来ている方にも相性がいいと思います。数か月や1年の滞在だと、何を形に残すか迷いやすいですが、こういう記念コインは、生活の延長で見つけやすいのが良いところです。大げさなお土産ではないのに、後から見るとその時期の自分の記録になる。そういう実用と記念の間にある感じが、カナダらしくていいなと思います。

今回の画像のように、動物モチーフのコインは純銀カナダは野生動物や自然のモチーフが強い国なので、観光の記念としても選びやすいですし、相手の好みに合わせやすいのも魅力です。CNタワーや宇宙テーマが街やニュース寄りなら、動物シリーズはもう少しやわらかいギフト寄り、という感じで選び分けしやすいと思います。

なぜ郵便局で売っているのか

郵便局は、切手だけの場所ではない

日本の感覚だと、郵便局でコインを買うのは少し意外に見えるかもしれません。ですが、Canada Postは公式に、切手だけでなくコインやコレクター向け商品を扱うページを持っていて、最新のコレクションとして記念コインも紹介しています。実際、Canada PostのオンラインストアにはRoyal Canadian Mintのコイン商品カテゴリーがあり、CNタワー50周年の銀貨も掲載されています。

つまり、郵便局で見かけるのは不思議なことではなく、カナダではコレクター向け商品を扱う窓口のひとつとして自然な流れです。切手を集める文化と、記念コインを集める文化が近い場所にあるイメージです。ただし、すべての郵便局で同じ商品があるとは限らないので、近くの郵便局や取扱店の詳細は事前に確認しておくと安心です。Canada Postも、最寄りの郵便局や営業時間、サービス内容をオンラインで確認できるようにしています。

まずは郵便局、確実に欲しいなら公式サイトも

先に結論から言うと、気軽に探すなら郵便局、欲しい種類が決まっているならCanada PostのオンラインストアかRoyal Canadian Mintの公式サイトを見るのが便利です。特に数量限定の純銀版や純金版は、気になってから見に行くとすでに在庫が動いていることもあります。無理に全部回るより、まずは郵便局で雰囲気を見て、気に入ったら公式で確認する、くらいがちょうどいいと思います。

なぜエリザベス女王ではなく、チャールズ国王なのか

人物面がチャールズなのは、カナダが立憲君主制だから

ここは旅行者の方が特に気になるポイントかもしれません。カナダのコインにイギリスの王室が出てくるのはなぜか。ざっくり言うと、カナダは独立した国ですが、今も立憲君主制を採用していて、チャールズ3世がカナダの国王であり、国家元首だからです。Canada.caでも、カナダは立憲君主制であり、チャールズ3世はカナダ国王でカナダのHead of Stateだと説明されています。

なので、人物面がチャールズ国王になったのは、イギリスのお金だからというより、カナダの制度上そうなっているから、という理解がいちばん近いです。さらにCanada.caでは、カナダの王冠制度は歴史的にフランス王・イギリス王の時代を経て発展し、国としては独立国家へ進んだと整理されています。つまり、イギリスとのつながりは歴史的背景として今も残っているけれど、コインそのものはあくまでカナダのコインです。

いつからチャールズになったのか

Royal Canadian Mintによると、カナダのコインは1908年に造幣局が生産を始めて以来、その時代の君主の肖像を入れてきました。エリザベス女王の肖像は1953年から2023年まで使われ、チャールズ3世は2022年9月に女王崩御を受けて即位。新しい肖像はカナダ人アーティストのSteven Rosati氏が手がけています。しかも、王の横顔が左向きなのは、前の君主と逆向きにする伝統に沿ったものだと公式に説明されています。

なお、女王が描かれた古いコインも今すぐ使えなくなるわけではありません。Royal Canadian MintのFAQでは、すでに流通しているコインは引き続き法定通貨で、今後もしばらく女王のコインを目にすることになると案内されています。新旧が混ざっているのも、今のカナダらしい移行期の風景だと思います。

まとめ

CNタワー50周年のコインは、トロントの節目を残したい人に向いています。アルテミスIIの月ミッションコインは、今のカナダの挑戦やニュースを形にして持っておきたい人に向いています。そして、郵便局で見つけやすいのは、Canada Postが切手だけでなくコレクター向けの商品も扱っているからです。

トロント旅行の記念を探している方、留学やワーホリの思い出を残したい方、あるいはカナダらしい贈り物を選びたい方は、観光のついでに郵便局のコレクター商品コーナーやCanada Postのサイトをのぞいてみると、意外といい出会いがあるかもしれません。

こういう、生活の中で見つかるトロントやカナダの小さな面白さは、知っていると旅も暮らしも少し楽しくなります。気になる方は、次に郵便局へ行くときに、切手だけでなくコインもぜひ見てみてください。

TorontoKikiのツアーは、型にハマったツアーよりさらに一歩踏み込んだ旅を求めている人にも寄り添ってあなただけのトロントをサービスします。
ご相談、お申し込みお待ちしてます😉